お勉強のたまてばこ

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行政書士試験、どうしても間違う物は直前に見直しを

部屋を片付けていたら古いものがたくさん出てきました。その中に古い手帳がありました。行政書士試験の直前に使っていたものです。

当時は民法が苦手だったので、民法の間違えた問題を手帳に書いて、その裏に答えと解説をちょっと書き込んだものでした。

結構細かい字でたくさん書いてあって、若かったなあ……と思います。今はでかい字で雑に書きますけどね。

 

今週末はいよいよ行政書士試験ですね。

ここまで勉強してきた方はある程度問題解いているとどうしても間違えてしまう問題があると思います。問題集にマークや付箋がついていたりするでしょう。そういった問題をちょっとメモしておきましょう。当日見直すのはそれだけでもいいかもしれません。

今更新しいことは入れにくいので、当日テキストなどを持って行って新しい知識を入れようとするより、ここまで間違え続けてきたものを見直したほうが良いでしょう。苦手なことでも試験開始まで見ていれば何とか覚えられるかもしれませんしね。

 

試験前数日、どうしたらいいのかわからないという方は、これまで解いてきた問題で間違えたものをもう一度全部チェックし直すぐらいの勢いでやってみましょう。時間がありませんから一つ一つゆっくり考えなくてもよいので、とにかく目に入れて記憶のどこかに残していくという事を意識してみてください。(理解ができなくてもなんとなく見たことがあれば選択肢の〇×は判断できる可能性があります)

余裕があればどうしてもわからなかったものをメモしておくと、最終チェックに役立ちます。

 

気を付けるべきことは、急に寒くなったので気温の低さへの対応でしょうか。体調管理はもちろんですが、試験会場に暖房が入っていて暑いこともあるので、室内で脱ぎ着がしやすい服装を考えておくとよいでしょう。

受験される方は体調に気を付けて、出来る限り頑張ってみてください。

 

相続(贈与)税の攻略

今回は相続税・贈与税分野の勉強の仕方について取り上げてみます。

相続アドバイザーのための勉強でしたが、使ったテキストはFPでしたし、FPと範囲がほとんど同じような分野なのでどちらの試験でも参考にしていただけるかと思います。

全く分からない状態からある程度点が取れる状態にするためにどうするか、というレベルの話です。

まず問題を解いてみる

まず一通り問題を解いてみます。もちろん解けません。解けないからそのまま解説を読みます。

はじめは日本語にすら見えないはず。外国語でも眺めるつもりで見ていきましょう。できれば気になる単語などをメモっておくとよいです。

そうするとよく出てくる言葉が目についてきます。小規模なんちゃらの何とかとか、相続時精算なんとかとか、教育資金がどうしたとか、債務控除とか「あーまたこれが出てきたね」という感じになったら第一ステップ修了。それが何だかわからなくてもいい。

 使った問題集↓

テキストや講義を利用して概要を知る

 大体出てくる言葉になじんでからテキストに目を通すようにするとテキストもそれなりに読みやすくなります。頭からわからないことをお経のように読んでいくより「ここは問題に出てた」と思って読むほうが若干わかりやすくなります。

ネット上には無料の講義などもあるので、そういうのも探してみておくのもおすすめです。

 

流れを意識する

一通りテキストを見てもまだ問題は解けないはずです。それぞれの知識があっても、それがどこに適用されるのかがかわからなかったりします。

一度自分なりに図をまとめてみましょう。これだけはやっておいたほうがいいです。

もちろんテキストに図が載っていたりするのですが、印刷されているものを眺めているより自分で作ったほうが頭に入ってきます。

例えば相続税の場合、大きく分けると処理が3段階になります。細かい規定がどこで適用になるのか、それを視覚的にわかるようにしておく必要があるのです。

その際に、あの小規模なんとかとか精算課税がどうしたとか教育資金とか、それぞれどこに適用されるのかという事を書き込んでいきます。後々問題を解いていて気付いたことを書き込むのにも使いますから余白をとっておきましょう。とにかく一つ一つの規定がどこの段階で適用されるのかを意識してみていきましょう。

事例問題や実技では計算もすることになるはずなので、計算の仕方を一通り知っておくことは必要ですし、流れの中で一つ一つの手続きがどうつながっているのかが分かるとぐっと理解が進んできます。

 

違いを意識する

 私は司法書士試験の勉強をしているので、どうしても民法で考えてしまいます。「法定相続人が」というと無意識に民法の法定相続人を思い浮かべます。

でも、相続税での「法定相続人」は放棄した者も入っていたり、養子の数に制限があったりして違いがあるんですよね。だからよく間違えました。

法定相続人の数が違うと基礎控除とか生命保険とかにもかかわってきますから大きな問題。特にこういう違いは意識して覚えました。

 

とにかく問題演習を

 ここまで来たら後は問題をとにかく解いていきます。繰り返していくと覚えて解けるようになるものもあります。引っかかり続けているものはその都度メモしましょう。先に作った全体の流れの図に書き込んでもいいです。同じ問題を間違えて前に書き込んでいたら線を引いたりして意識していくようにします。

 

 

私はこんな感じで何とかそれなりの点数をとれるようになりました。特に全体の流れを一度図にしてみたのは効果的だったと思います。伸び悩んでいる方は是非自分なりに流れを図にまとめてみてください。

 

 

喉元過ぎると熱さを忘れるので……

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」

今日は久々にお題に乗っかってみようと思います。

このブログはお勉強ブログという事で始めたので、私がこれまで受けてきた試験などについてどう対策してきたかなどをだらだら書いています。

いざ聞かれるとすぐには思い出せなかったりするものなのです。結構苦労したことがあっても時間がたつと自分とはあまり関係なくなってしまうので忘れてしまう事も多くなります。喉元過ぎれば熱さを忘れるって本当ですね!

まあ、すっかり忘れてしまわないうちに今の段階で覚えていることや体験していることでも書いておこうと思っています。私も勉強始める前ややっている途中はいろいろなブログを見て参考にさせてもらったこともありますし、そのうち誰かがまた参考にしてくれるかもしれないし。

とりあえず何か気が付いたことや思い出したことがあれば書いていくつもりです。今はとりあえず相続アドバイザーについて忘れないうちに書いておかなくては!

 

ちなみに、相続アドバイザーの勉強をしていて思ったことは「相続税なんて前にやったっけ?」という事でした。

私はファイナンシャル・プランニング技能検定2級まで受けて受かっています。確実に合格していたはずなんです。それなのに今回FP2級のテキストを見てみたら相続税のところが全く分からなかったのです。そのわからなさは「昔やったけど忘れたな」ではなくて、「こんなのあった?」という感じ。今回初めて見たような感覚だったので結構苦労しました。

お勉強のブランクがあると知識はすぐゼロまで落ちてしまいます。(まあ、私の頭が悪いだけかもしれませんが……)

できれば、今後お仕事で使う可能性がある知識やもう一度挑戦したいと思っているものなどについてはちょっとでもいいので触れておいたほうが良いのかもしれませんね。関連する本を読んでみるとかね。喉元過ぎると熱さを忘れるので。ほんとに。

 

相続アドバイザー3級 全体的な勉強の仕方

今回は相続アドバイザー3級の受験の際私がとった勉強法についてです。

別に目新しいこともありませんが どうやって勉強していけばよいのか途方に暮れているという方は参考にしてみてください。

まず一回分の問題をやってみる

自分がどれぐらい知識があるかどうかにかかわらず、まずは過去問の中で一回分の問題を通して解いてみましょう。自分がこれまで勉強したことがある部分についてはそれなりに解答出来るでしょう。また、常識で考えて判断できるものもあります。

この段階ではどんな感じで問われるのかを何となくつかみ、どういった部分ができないのかを探すことが目的となります。別にできなくても大丈夫なので分からない問題は飛ばしてとりあえず一回終わらせてみましょう。

ゆっくりでも構いません。時間が取れなければ2~3日で一回分でもいいです。一問解くとすぐに解説がありますから、わかるものはさっとチェックして流し、わからないものは解説をとりあえず読んでみてください。できなかったところは付箋でもつけておくとよいでしょう。

 

↑ この問題集だと、最初のほうに項目ごとに出題履歴や参照ページがまとめられた表があります。この表を利用すると自分の苦手なところを見つけやすくなります。

私は2冊分使ったので、コピーして項目ごとに切って並べてルーズリーフに貼り付けておきました。それで、間違ったたびに間違った問題の横に×を付けていきました。一冊だけで勉強される方はそのまま横に印を付けていけばよいでしょう。

何回分かやっていくと、印がたくさんついた部分と真っ白な部分に分かれてきます。印がたくさんついているところは良く出ているのに間違えるところですから、重点的に勉強していくことになります。

 

 間違ったところをもう一度

一回分を解き終えたら、次の日でもいいので間違ったところだけをもう一度やっておきましょう。(最初の段階で間違えたところに付箋を付けておくとここで振り返りやすいです)

また間違えてもそれはそれでよいので、もう一度解説に目を通します。見ていると覚えます。同じ出し方をしてくる問題にはこれだけで対応が可能です。

解説にテキストの対応部分があるので、該当の部分を見てみましょう。改正があって正誤が反対になっているものもありますから、そういうのがないかどうか確認する程度でよいです。

気になることはメモ用紙にでもメモしておきましょう。後で見返すというよりは書くことで記憶に残るという効果があります。雑でもいいのでポイントをメモしてみてください。

 

次の問題を解いてみる

同じように別の問題をまた一回分解いてみます。私は7回分の問題を持っていたので、新しい方2回分残して古い方からこうして繰り返していました。

普通に解く→間違ったところだけ解くを繰り返します。

 

苦手なところの手当て

何回分かやっていると、確実にできないというところがわかってきます。その部分は別の教材で手当てしていきましょう。

私は民法関係、税関係、金融実務の3分野としてとらえていました。私は税関係がとにかくダメだったので、似たようなものでもっとわかりやすいFPのテキストを使いました。図や表になっているとわかりやすいです。無料の動画なども見ました。

 金融実務は常識で出来る問題もありますし、出される問題がほとんどそのまま繰り返しなのであまり引っかかることはないと思います。問題をそのまま覚えれば十分です。最初はわからないかもしれませんが、繰り返すと解けるようになります。

民法の分野は、司法書士の勉強でついた知識でそのまま解けるレベルだったので何もしませんでした。ちょっとあいまいなところだけ条文を確認しました。この分野にある程度自信があった私が読んでも相続アドバイザーのテキスト(受験対策シリーズ)はわかりにくかったので、民法関係の問題が苦手なかたはFPや宅建など別の試験の参考書などを使ったほうがいいと思います。相続アドバイザーのテキストを読んで一から理解しようとは思わないほうがよいでしょう。

 

最後に通して問題を解く

私は2回分問題を解かずに残しておいて、他の問題をとにかく繰り返していました。慣れてくると問題を解くスピードが上がるので、1回分1時間程度で回せるようになります。

直前にはこれまで繰り返してきたものを一日一回分解きながら、のこしておいた初見の問題を試験一週間前と数日前にそれぞれ解いてみました。

 

最後まで間違えた問題をチェック

どの回も一番最後に全体を回して間違えた問題の問題番号を、ルーズリーフに並べていきました。ちょうどルーズリーフ一枚の裏表が埋まる分量になりました。前日と当日の午前中はその問題をもう一度解いて、ポイントを一行ずつ書き込んでいって、その一枚を試験会場に向かう電車の中と席についてからの時間見直していました。

 

深く考えすぎないこと

過去問を解いているとなんとなく、問題の出し方が雑だな、と思うところもあります。例外があるけれどそれは無視して出しているので、注意書きが一言足りない……と思う事もあります。悩んでもしょうがないのでそのまま飲み込むしかないようです。深く考えないようにしたほうが良いでしょう。

また、古い過去問は当然ではありますが、最新の過去問集でも前のものは、法改正などがあっても正誤などに反映しないで注意書きを添えている程度なので注意が必要です。相続人の一人が預金をおろせるかどうかの問題はほとんど使えなくなっていたりします。最近の改正部分だけはテキストを見て頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

 

 

ちょっと長くなりましたので今日はこのあたりで切ろうと思います。あとは科目ごとにもう少し詳しく書いて一区切りかな。

 

相続アドバイザー3級 使用した教材

忘れないうちに昨日の記事の続きを書いておくことにします。

今日のテーマは今回相続アドバイザー3級を受けるうえで使用したテキストや問題集についてです。

テキスト

使ったテキストはこれです↓ というかテキスト的なものはこれしか売ってません。

 とりあえず一読してから問題集に入ろうかなと思ったのですが、とにかく読みにくい!読ませるために書かれたものではないような感じがしました。さすがに途中で読むのをやめてしまいました……

どちらかというと私は文章を読むのが得意な方ではあると思うのですが、それでも嫌になって投げてしまったので、このテキストが読めなかったからといって悲観して試験自体を放棄しないようにしてください。読めなくても合格点は取れる試験です。読めなかった私でも自己採点92点ですから。読めなくても焦らないでくださいね。

わかっている部分は中途半端な説明でいらいらしますし、わからない部分を調べようとしてもわかるように書かれていません。そんなものです。

 その後使ったのは改正部分を確認する程度でした。これから勉強しようという方はこのテキストに期待しないようにしましょう。範囲確認と改正対応には必要なのであった方がいいですが。(詳しい勉強のしかたは後日書きますね)

 

問題集

試験対策的には過去問題集がメインとなります。私は最新のものと、少し古いものと2冊購入しました。そうすると過去7回分の試験問題になります。大体同じ問題の繰り返しですし、古いものは問題が改正などで使えなくなっていることが多いので時間のない方は最新版だけでもいいと思います。

 

 古いほうの問題を一回分ごとにとりあえず解いてみて、間違ったところをチェックして、2回~3回繰り返したあと新しい問題集で通して解いてみるという感じでやっていきました。大体3回くらいずつは解いていますが、最新の問題だけ残しておいて数日前に模擬試験のように解いてみました。

 

その他

 テキストが購入したもののほとんど使えないものだったので、わからない部分(主に相続税)だけ別のもので手当てする必要がありました。相続アドバイザーの教材は上にあげたものしかないので、たまたま古本で108円で売られていたFPのテキストを買ってきて使っていました。

安かったというだけで購入したので(どうせ数ページしか使いませんからね)別にこれでなければいけないというものではありませんが一応参考までに使ったものを載せておきます。

FP2級のものなら何でもよいと思うので、できれば自分がわかりやすいと思うもので新しいものを使ったほうがいいと思いますよ。

 

 後はWEBで見られる相続アドバイザー講座の無料体験動画(TACにありました)やFPの相続部分の動画などを見ました。自分の苦手なところだけですが。

それと、民法の条文をちょっと確認するのに手持ちの六法を使いました。

 

 

私が今回利用した教材はこれだけです。

次はもう少し詳しく勉強の仕方について書いてみようと思います。

 

相続アドバイザー3級【銀行業務検定】試験受けてきました

先日久々に試験を受けてきました。銀行業務検定の中の相続アドバイザーという科目です。今回は3級しかなかったので3級を。別に私は銀行と縁のある仕事をしていませんが、そういう人でも受けられます。受かったところで何もないですが。

実は今年相続について勉強しようと思っていたので、試験を目標にするのがいいかなと思って関連する試験を探したのです。「勉強しよう」と思ってできるほどまじめな人間でもないので、こういう試験で目標を作っておかないとやる気が出ないんですよね。

受験にかかった費用は大体一万円くらいかな。教材と受験料です。

興味のある方は3月と10月にやっているそうなので都合の良いときに挑戦してみましょう。3月には2級もあるそうです。受けたいけど3月は忙しいからなあ……

3級だとレベル的にそんなに難しくないので、きちんとやったら満点とれる人も多いと思います。本当に過去に出されたままの問題で出てきます。宅建宅建業法みたいな感じと言ったらいいでしょうか。過去問集繰り返すだけで合格点は越えると思います。時間も1時間程度で解き切れてしまいます。途中退出できるので2回マークチェックして1時間ちょっとで出てきました。

ちなみに私は自己採点で92点です。勉強始めたあたりから一回分の問題を解いて6割くらい取れていたので、できれば満点を目指そうと思ってやっていたのですが力及びませんでした……(涙)たぶん合格はしているけれどなんだか微妙に悔しい終わりかたでしたね。出題ミスもあったらしいですがその場では気が付きませんでした!

 

直前にちょっと仕事量が増えて毎日夜中までかかってしまい、さらに頭痛に襲われて当日には台風というとんでもない状況でしたが、それでもそれなりに何とかなるという自信にはなったかな。

相続アドバイザーの試験内容はFPの相続部分とほとんど重なるので、FP受けたばかりの方は有利だと思います。私は時間がたっていたのですっかり忘れていたり相続税基礎控除が変わっていたりして混乱しました。せっかくFP合格したから忘れないうちに知識を維持しておきたいという方は相続アドバイザーの試験を使ってみてはいかがでしょうか。

詳しい勉強法などについては後日また記事にしようと思います。相続アドバイザーの受験に興味のある方はまた見に来てみてくださいね。

 

 

寒さ対策 足元も忘れずに

ついこの間まで半袖で過ごしていたのに、秋が来る前に冬が来てしまったかのような寒さですね。

机に向かっているだけでもかなり体が冷えてしまいます。以前ネックウォーマーについて書きましたが↓それだけでは寒い感じですね。

 

studybox.hatenablog.jp

 

というわけで、首元だけではなく足元も暖かくしていきましょう。

床の冷たさに触れてしまうとそこから冷えてしまうので、厚手の靴下をはいておくのがおすすめです。さらに、机に座っている時はもう少し暖かくしておきたいものです。

私はこんな感じの足入れクッションを机の下の足元に入れています。

 

 電気も必要ないですし、足元に置くだけです。机に向かった時足を突っ込んでおく、それだけでかなり体への負担が違ってきます。春に安くなっていたのを購入して、去年使っていたのですが便利でした。足元クッションとひざ掛けがあれば暖房つけなくても部屋で仕事と勉強ができます。

ふかふかのスリッパやルームシューズなども同じように使えます。というか、足元クッション使う前はふかふかスリッパ使っていました。足をぶらぶらしているとたまに片足飛んで行っちゃったりしますが。座りっぱなしではなく部屋を移動する方はスリッパやルームシューズのほうがそのまま動けて便利かもしれません。

 

秋は資格試験シーズンなので、これから試験を受けるという方も多いでしょう。私も今週末試験受けてくるので他人ごとではないですが……できるだけ暖かくして体調管理をしていきましょう。