やらない理由を考えないでとにかくスタート
資格を取った方がいいのはわかっているけれど、なかなかはじめられないという方はきっと「やらない理由」を自分の中に準備してしまっているはず。
「お金がかかるから」「時間がかかるから」「家族に反対されるから」「失敗したら無駄になるから」などなど。
そういうことを考えてしまうと絶対に物事ははじめられません。こうした理由は考えないようにしましょう。
ではどうすればいい?
やらない理由をなくしてしまえばよいのです。
お金の問題
資格取得の場合、スクールを利用することを前提として考えている方も多いようです。そうなるとどうしても費用がかさんできます。
もちろんそれが受験資格になるなどという場合はスクールの利用が必須となりますが、そうでなければ講座を受けることは必要不可欠ではありません。
とりあえず勉強を始めるならテキスト一冊購入してくればOKです。
例えば簿記のテキストなどは千円台の物も多いのでそれほど負担にはならないでしょう。
それすら出しにくいときには古本屋の100円程度のものでもよいです。
とにかく教材を手に入れて目を通し始めていくと、少しでも知識を蓄積していくことができます。
まったく取り組まなければゼロのままです。
これが後で大きな違いになってきますよ。
時間の問題
仕事や家事で時間がない、と考えている方でも、ちょっとした空き時間はあるはずです。
通勤電車の中はどうですか?
今は資格取得に役立つスマホアプリなども多いですし、電車の中でもある程度勉強しやすくなっていますよね。
家事の最中も、頭は空いているのではないでしょうか。
手が離せなくてもお掃除しながら音声教材を流してみるということも効果的です。
私はトイレの中に専用の問題集を置いておいて解いていたこともありました。
ゆっくり机に向かう時間が取れなくても勉強することはできますよ。気楽に考えて暇つぶしのつもりで取り組んでみるのがおすすめです。
家族の問題
家族に資格の勉強をすると言うと反対されるなら、こっそりやりましょう。
わざわざ言う必要もありません。
やるべきことをやっていてそのうえで勉強するなら反対される筋合いはありません。
家族をやらない理由にしている方は、家族の反対を理由にして逃げているだけのことも多いものです。
失敗したら……
失敗してもよいと開き直っちゃいましょう。
確かに合格して資格取得したいのはやまやまですが、学ぶこと自体に意味があることもあります。ちょっとかじっておくことで他のことに役立てられることもあります。
一度の試験でダメでも次合格するかもしれません。その土台としてまず勉強を始めておかなければならないのです。
やらない理由を出し始めたらきりがありません。問題があれば、それをやめる理由にするのではなく、どう乗り越えるかを考えましょう。何事もやってみなければ何も生み出していかないのですから。