時間がない時は”ふせん”を活用
秋に受験を迎える方は多いですね。
直前になるとやりたいことがあってもすべてに手が回らなくなるものです。次々やりたいことは見えてきますが、やはり大切なのは過去問をどれだけ自分のものにできるかという事。特に宅建や行政書士を受験するなら重要過去問はしっかりやっておきたいところ。
直前期は手を広げるより小さくまとめていくイメージの勉強になります。
しかし過去問といっても相当な分量ですし、すべてを何度も見返していくのは大変なものですよね。時間がないからできるだけ見直しポイントは狭めていきたい!
そこで使ってもらいたいアイテムが”ふせん”です。
貼ってはがせるアレです。
間違った問題につけていく
今の時期になったら、問題を解きながらふせんを手元に置き、間違ったところに貼っていくという方法がおすすめです。
表にいちいち記録していくという形も時間がかかりますし、高速で回していくには間違えたら貼るだけのほうが向いています。
1肢ごとに貼っていくとわからないところがピンポイントで示せます。
ふせんがページの端からちょっと見えるように出しておきましょう。
回数ごとに色を変えていく
ふせんは何色か用意しましょう。問題集を回す回数分色を使います。
細めのものがおすすめです。私は一般的なものを好きな大きさにカットして使っています。
例えば一回目全体を回す時には緑のふせん、二回目はふせんのついているところだけ解き直し、間違ったら黄色のふせん、三回目は黄色を見直し間違えたら赤いふせんといった形で色を変えていきます。色は何でもよいのですが、だんだん目立つ色にしていきましょう。
同じ問題を間違ったらその回数の色に貼り替えます。
直前に見直す時、少し余裕があれば薄い色のふせんも含めて、時間がちょっとしかなければ一番目立つふせんだけ見直すという形で使えます。目立つ色の付箋は何度も間違えているものなので、最重要の見直しポイントだからです。
これはあくまで私がやったことの例ですが、時間がないと感じているなら、直前に見直すものを「絞り込んでいく」ことを考えた勉強の形をとってみてはいかがでしょうか?