簿記2級試験直前にやった独学での工業簿記対策
簿記の試験も大体あと一か月。11月の試験を受けるかた、準備は進んでいるでしょうか?
日商簿記2級の場合、商業簿記に加えて工業簿記も入るので結構苦労しますよね。特に文系で計算が苦手だったりするとグラフっぽいの見ただけで嫌悪感を感じてしまいます。でも合格にはここを攻略しなくてはなりません。もし商業簿記で難しい問題が出たら、工業簿記でカバーしなくてはなりません。今回は私が苦手だった工業簿記をなんとかするために直前にやったことなどを挙げてみます。
かんたんなところはしっかり記憶
どうしても工業簿記というと後半のグラフが出てくる部分や分析の難しいところをイメージしてしまいがちですが、単純な仕訳問題など覚えれば決して難しくないところも多いもの。そういった部分はきっちり取れるようにしましょう。
商業で難しいものが出ると工業で簡単な仕訳問題が出ることもあります。(私が受けた時はそんな感じでした)バランスを取っているのかな?とも思えるほどです。苦手意識を持っていて取りこぼしてしまうともったいないですよね。こういうところはしっかり暗記してください。
別のテキストを見てみよう! おすすめテキスト
本当はこういうことしてはいけないのですよ。スクールを利用されている方はそのスクールで提供されているものだけにしてください。
ただ、独学の方は詳しい説明を受けることが出来ずそもそも情報量が十分でないことがあるので、それが理解を阻んでしまっている可能性が高いです。あくまで理解できない部分を助けるために別のテキストを見てみるという事なら効果があると思います。特に工業簿記は考え方が分からないとまったく解けなくなってしまうので……
私はサクッとシリーズをメインで使っていましたが、どうも工業簿記が弱いなと思っていたので工業簿記だけ直前に別のテキストを使いました。以前紹介していなかったと思うのであげておきます。
図の書き方とか、考え方とか、結構わかりやすく書かれていると思います。
四コマ漫画がついているので状況を理解しやすくしてくれますね。
とにかく犬がかわいい。いろいろ失敗したり鍋の中身ぶちまけたりして泣いているところとかかわいそうでかわいい。(読んでいただければ何を言っているかお分かりいただけると思います)何年か経っても思い出して笑えちゃうくらいお気に入りです。
はじめからこれ使っていたらよかったな、と思ったほどでした。当時まだ近くの書店で売っていなかったんですよ。直前に見つけて買ってみたら意外とよかったです。
他のテキストと違って結構軽い感じで読めるので今からでもいけると思いますよ。わかりにくいところだけ見てみてもよいですし。楽しいから気分転換に眺めていてもいいです。
予想問題もダウンロードできるので、結構お得だと思います。
これから何か別のテキスト買ってみようと思うならこれがおすすめですよ。
今回は独学でやっている方がこれから出来ることを工業簿記に絞って述べてみました。
以前の記事を見ていない方は合わせて見ておいてください。商業簿記も含めて全体的にやるべきことを書いてます。
独学での日商簿記2級直前対策 その1 - お勉強のたまてばこ
独学での日商簿記2級直前対策 その2 - お勉強のたまてばこ
つまづいているところは今からでも克服できますよ、あきらめずに頑張りましょう!