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行政書士試験直前 商法(会社法)との付き合い方

私が行政書士合格したのはかなり昔の話なので……商法は始めから捨ててたんですよね。どうせ1問ぐらいだったし。一応過去問解いてみたけれど良くわからない状態で試験受けていたと思います。

ただ現在の行政書士試験では5問ぐらいですか? 意外と無視できない出題数なので付き合い方が難しいかもしれませんね……

まあ、今からでもやれることをやっていきましょう。

今日は今まで商法にあんまり手を付けていない、やってもわからないという方向けのお話です。商法が得意だとか司法書士試験受けてる人とかは本当に役に立たない内容なので読まないでくださいね。

本当にどうしたらいいかわからないという方だけ見ていってくださいね。

欲張らない

私は会社法が本当に苦手なんです。今は司法書士試験の勉強をしているのですが本当に会社法やると頭にブレーキがかかったようになってしまうのです。どの科目より一番お金も時間もかけているはずなのに。なかなか成果につながりにくいなと感じています。

というわけで、今から商法をなんとかしようという人はあまり欲張りすぎないようにしましょう。ここに時間をかけて5問とろうとするよりは憲法民法行政法あたりをがっちり固めておいたほうが点につながるかも。

商法の中でも取りやすい問題を2~3問ぐらい取れればいいかな、ぐらいに思っていたほうがいいかもしれません。合格には満点とる必要はないですから。

 

割と出来そうな分野ってどこ?

商法がすごく苦手な私でもある程度できるところと言ったら株式会社の「機関」のあたりでしょうか。めんどくさいですけど一番イメージがしやすいので。どういった組み合わせの役員構成ができるか、どんな権限があるのか、どういった人がなれるのか、など一つ一つ覚えていくと全体が分からなくてもなんとか点に結びつきやすいかな。取締役について覚えて、他の役員はどう違うかという形でチェックしていくのが効率的。

設立あたりもやりやすいかな。たぶんテキストの最初の方にあるからここだけ何度も見ている人も多いかも。試験対策としてはやはり発起設立と募集設立の違うポイントとか、「違う」ところを中心に見ていくといいでしょうね。

あとは株式とか? 株やっている人とかは自分のケースと照らし合わせて考えやすいかも。

会社法じゃない商法・商行為も直前でどうにかなるかもしれません。薄めのテキストでもさらっと見ておきましょう。それで解けなかったら諦める!

逆に言えばこれ以外のところは本当に理解しにくいと思うので(私だけ?)、行政書士試験の直前期にはあんまり深入りしないほうがいいですよ。その分民法とか行政法とか、配点の大きな科目に力を使いましょうね。

 

 

私は司法書士試験の会社法があまりにできないので、行政書士の教材を使ってみたこともあるのですが、やっぱりわかりにくい! 簡潔に書かれている分説明が理解しづらいことも。司法書士だと登記法もあるので、理屈でわからなくてもなんとなくイメージしやすい部分もあるのですが、それがない分余計につらいかも。商法が苦手だったら最低限の復習にとどめて深入りしないというのも一つの手かもしれません。

むしろ本番で解けなくても動揺しない心の強さが大切(笑)。