お勉強のたまてばこ

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試験で書けるところはとにかく書いておく戦略

簿記の結構ややこしい問題とか、FPの実技の問題とか、行政書士の記述とか……自信を持って最後まで書ききれないという事もありますよね。

そんな時はとにかく書けることを書いておくということをお勧めします。白紙にしたらまったく点数がつきませんからね!

 

答えがあっていなくても点がつく!

 

私、実はFP2級の時に実技で失敗したと思っていたのですよ。自己採点してみたら合格点を下回っていたのです。答えを書く欄があるので、その答えの正誤で採点したら点が足りなかったのです。

特に、年金の年間給付額とかを入れて計算しなければならないのに、その額を覚えていなかったためその問題丸々落としてしまったことになったのです。これは痛かった。解き方はわかっているけど最初の数字が分からない!

大体こんなもんかなあ、と思う額を入れたのですが、まああてずっぽうで一円単位まであたるわけはありませんよね。できたらミラクルです。

ただ、最終的な答えとは別に「計算式を書く」という指示がありました。適当な数字を入れましたが、計算式はきちんと書きました。答えはもちろん間違っていますが。

その結果、なんと合格していたのです。どうもそこの計算式でかなり多めの点数がもらえたとしか思えません。

だからわからないからとあきらめないで、わかることを出来る限り書いていきましょうね。

 

部分点を狙う

勉強する時点ではできるだけ完璧にしたいものですが、試験当日は焦りもありますし、時間の制限もあります。完璧に解けるという事は少ないでしょう。

分かるところから埋めて部分点を狙いましょう。

簿記で言えば精算表とか、時間がかかってどこか一つ間違えると大きく影響するので、やりにくいですよね。今本試験に近い問題を解いている方は「絶対無理」と思い始めているのでは? でも、単純な仕訳問題として埋められる部分もあるので、まずはそういったところを埋めて、部分点を狙ってみましょう。

行政書士でも、「これ、条件が三つあったな」と思うのに二つしか思い出せないというときは、その二つでとりあえず書いてしまいましょう。思い出したら直せばいいんです。最後まで悩んで結果白紙にしてしまうようなことがないようにしましょうね。

完璧にこだわりすぎないことも受験テクニックといえます。

 

 

今日は直前だからこそ心に留めておいてほしいことを書いておきました。

行政書士と簿記は試験がもうすぐなので、こういったことも戦略の一つとして意識してみてくださいね。

FPは……次の試験までまだ時間があるので、今は出来るだけ知識を入れるように心がける時期ですね。直前になったら今ある知識でどう対応できるかという形で考えていきましょう。