「とりあえず触れておく」ことが大切
試験が近いときは一生懸命勉強するけれど、そのほかの時期はなんとなく他のことに時間をとられてしまって勉強しない日が多い、なんてこともありますね。
今ちょっと資格試験が少ない時期なので、なんとなくお勉強から遠ざかってしまった人も多いかなあ、と思います。
それでも少しは何かを始めておいたほうがいいかもしれないですよ、という話です。
直前期に思う事
「あと一か月あれば~」とか、試験直前には思うんですよね。
で、試験が終わるとしばらくすっかりお勉強を忘れてしまい、気付いたらまた直前期だよ、と。まあ私のことなのですが。
試験が終わった解放感で忘れてしまっていたらちょっと思い出しておきましょうね。
そろそろ合格発表がある試験も多いので……もう一度受ける人やより高度なものを目指す人も出てくるでしょう。そういった方は直前期の気持ちを思い出してみましょう。
忘れるのはあたりまえ
お勉強を再開してみると……しっかり覚えたのに! いつの間にかすっかり頭から抜けてしまったよ!なんてこともしばしば。
特に直前期に一生懸命頭に入れたものは抜けるのも早いのです。
忘れているのは当たり前なのだと思ってもう一度記憶を積み上げていく必要があるのです。
少しでも記憶をとどめておくために
勉強経験のあるもので、一度覚えた記憶をとどめておくためにはとりあえずその知識に触れておくことが大切です。
問題でもテキストでも何でもいいので、ちょこっとは触れておくようにしましょう。すべては無理でも、なんとなく覚えていることができてくるはずです。関係する漫画などでもいいと思いますよ。
たとえば英語とか一生懸命勉強して、単語も覚えたのにしばらくたったら全く忘れてしまうもの。学生のうちは授業などで触れる機会があるのである程度覚えていたものですが、社会人になって生活や仕事でほとんど英語と触れなければ、あえて勉強しないと本当にきれいさっぱり忘れちゃいます。私なんか簡単な英語もわからなくなってしまいましたもの。学生の時は苦手ながらもそれなりにやっていたのになあ。
留学する意味って、その言葉に触れる機会を増やすというところにあるのだと思います。授業以外の時間も、生活すべてがその国の言葉になるわけですから否応なく「触れる」ことになりますよね。
こんなふうに、「触れる」ことが記憶をとどめ、より強くしてくれるといえるでしょう。
とりあえず合格発表までは落ち着かないでしょうから何もできないとは思いますが、その後も記憶をとどめておこうと思ったら合格発表後から、本格的な勉強を始めるときに備えて試験範囲に「触れる」ことを意識してみてくださいね。