お勉強のたまてばこ

資格試験や趣味のお勉強について♪

リベンジを考える(FPと簿記)

試験前でお尻に火がついてるよ!という事で久々の更新です。

ちょっと前になんとなくアクセスが増えてるなあと思ったら、簿記やFPの試験があったのですね。受けられた方はちょっとひと段落という感じでしょうか。

 

ある程度合格が見えている方はしばらく一息、という感じで良いでしょうが、多分全然届いていないな~という方は次に向けてやるべきことを考えておきたいところ。スケジュール的に許されるなら次の試験を受けてみたほうがいいです。今頭に入っていることを維持できますからね。しばらく間をあけてしまうと思った以上にすっかり忘れてしまいます。また、3級を受けて次は2級、という方もそろそろ次を考えて動いたほうが良いですね。

 

さて、今回駄目そうな方はリベンジということになるわけですが、その前になぜだめだったのかをちょっと考えてみましょう。

そもそも勉強時間が足りなかったという事であればこのまま続けていけばよいですが、やっているのに苦手なところがある、今使っている教材で対応できそうにない、という事であればちょっと教材などを見直していく必要があるかもしれません。

「教材を変えるのはよくない」みたいなことを聞きますが、これは試験によると思います。

 

FPだったら基本的に教材を変えないで取り組んだほうが良いです。今ある教材を何度も繰り返して「確実にわかる」部分を増やしていきましょう。広げようと思ったらどこまでも広げられますが、そうするとあいまいな知識ばかりになってしまって、結局選択肢が選べなくなってしまいます。FPは絞ることが肝心です。

ただし、今回の試験でどれぐらい自分の持っているテキストが対応できていたのかは一度見ておくとよいですね。今回間違えたものだけでもよいので、テキストに記述があるか見てみましょう。テキストに記述があるなら、教材が悪かったのではなく勉強が足りなかったのです。明らかに今のテキストだけでは合格点に行かないという場合はテキストを変えるのもアリです。十分合格点取れるようであれば、その教材を繰り返して覚えきるつもりでやりましょう。満点をとれるように、と考えるとどこまでも範囲が広がってしまいますからね。

私が使ったテキストの新版がこれ↓ 3級から2級までテキストは一冊でやりました。

 

簿記の場合は少し事情が変わってきます。

一つ知識を入れたらそれが点になるというものではなくて、ある程度考え方や処理の仕方を理解していないと問題が解けないので、覚えるだけではなくて理解しなくてはなりません。もちろん今回出た問題だってテキストに書いてはあるはずですが、それが理解できるかどうかは別問題ですからね。FPだったら単に書いてあることを覚えればよいですが、簿記は理解して応用できるようにならないと点数につながりにくいのです。(仕訳問題は暗記で対応できますが、それ以外は理解しないとダメでしょうね)

人によって理解の妨げになっているポイントは違いますし、テキストも書き方がそれぞれなので相性があります。このテキストである問題はわかるけれど、他の問題は理解できないという事もあります。

苦手分野があるようなら、その部分のテキストが自分にあっていないのかもしれません。苦手部分だけ、テキストを本屋さんなどで見比べてみて、わかり易そうなものを買ってみましょう。簿記の場合、一つのテキストに固執する必要はないと思います。一単元だけでも他のものを利用するというのは有効です。

私は「サクッとうかる」シリーズを使っていましたが、どうしても工業簿記が苦手だったので2回目はこれ↓をプラスしました。

 もちろん前のテキストが悪いという事ではなく、両方使ってみてよかったなあと思うので、もし今の状態で伸び悩んでいるなあと思う方はこれに限らず、自分にとって分かりやすいかなと思う教材をプラスしてみてください。

 

今日はリベンジの仕方について、対照的な二つの試験について取り上げてみました。今回だめだった、これからどうしよう~と思っている方の参考になればと思います。