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相続アドバイザー3級 全体的な勉強の仕方

今回は相続アドバイザー3級の受験の際私がとった勉強法についてです。

別に目新しいこともありませんが どうやって勉強していけばよいのか途方に暮れているという方は参考にしてみてください。

まず一回分の問題をやってみる

自分がどれぐらい知識があるかどうかにかかわらず、まずは過去問の中で一回分の問題を通して解いてみましょう。自分がこれまで勉強したことがある部分についてはそれなりに解答出来るでしょう。また、常識で考えて判断できるものもあります。

この段階ではどんな感じで問われるのかを何となくつかみ、どういった部分ができないのかを探すことが目的となります。別にできなくても大丈夫なので分からない問題は飛ばしてとりあえず一回終わらせてみましょう。

ゆっくりでも構いません。時間が取れなければ2~3日で一回分でもいいです。一問解くとすぐに解説がありますから、わかるものはさっとチェックして流し、わからないものは解説をとりあえず読んでみてください。できなかったところは付箋でもつけておくとよいでしょう。

 

↑ この問題集だと、最初のほうに項目ごとに出題履歴や参照ページがまとめられた表があります。この表を利用すると自分の苦手なところを見つけやすくなります。

私は2冊分使ったので、コピーして項目ごとに切って並べてルーズリーフに貼り付けておきました。それで、間違ったたびに間違った問題の横に×を付けていきました。一冊だけで勉強される方はそのまま横に印を付けていけばよいでしょう。

何回分かやっていくと、印がたくさんついた部分と真っ白な部分に分かれてきます。印がたくさんついているところは良く出ているのに間違えるところですから、重点的に勉強していくことになります。

 

 間違ったところをもう一度

一回分を解き終えたら、次の日でもいいので間違ったところだけをもう一度やっておきましょう。(最初の段階で間違えたところに付箋を付けておくとここで振り返りやすいです)

また間違えてもそれはそれでよいので、もう一度解説に目を通します。見ていると覚えます。同じ出し方をしてくる問題にはこれだけで対応が可能です。

解説にテキストの対応部分があるので、該当の部分を見てみましょう。改正があって正誤が反対になっているものもありますから、そういうのがないかどうか確認する程度でよいです。

気になることはメモ用紙にでもメモしておきましょう。後で見返すというよりは書くことで記憶に残るという効果があります。雑でもいいのでポイントをメモしてみてください。

 

次の問題を解いてみる

同じように別の問題をまた一回分解いてみます。私は7回分の問題を持っていたので、新しい方2回分残して古い方からこうして繰り返していました。

普通に解く→間違ったところだけ解くを繰り返します。

 

苦手なところの手当て

何回分かやっていると、確実にできないというところがわかってきます。その部分は別の教材で手当てしていきましょう。

私は民法関係、税関係、金融実務の3分野としてとらえていました。私は税関係がとにかくダメだったので、似たようなものでもっとわかりやすいFPのテキストを使いました。図や表になっているとわかりやすいです。無料の動画なども見ました。

 金融実務は常識で出来る問題もありますし、出される問題がほとんどそのまま繰り返しなのであまり引っかかることはないと思います。問題をそのまま覚えれば十分です。最初はわからないかもしれませんが、繰り返すと解けるようになります。

民法の分野は、司法書士の勉強でついた知識でそのまま解けるレベルだったので何もしませんでした。ちょっとあいまいなところだけ条文を確認しました。この分野にある程度自信があった私が読んでも相続アドバイザーのテキスト(受験対策シリーズ)はわかりにくかったので、民法関係の問題が苦手なかたはFPや宅建など別の試験の参考書などを使ったほうがいいと思います。相続アドバイザーのテキストを読んで一から理解しようとは思わないほうがよいでしょう。

 

最後に通して問題を解く

私は2回分問題を解かずに残しておいて、他の問題をとにかく繰り返していました。慣れてくると問題を解くスピードが上がるので、1回分1時間程度で回せるようになります。

直前にはこれまで繰り返してきたものを一日一回分解きながら、のこしておいた初見の問題を試験一週間前と数日前にそれぞれ解いてみました。

 

最後まで間違えた問題をチェック

どの回も一番最後に全体を回して間違えた問題の問題番号を、ルーズリーフに並べていきました。ちょうどルーズリーフ一枚の裏表が埋まる分量になりました。前日と当日の午前中はその問題をもう一度解いて、ポイントを一行ずつ書き込んでいって、その一枚を試験会場に向かう電車の中と席についてからの時間見直していました。

 

深く考えすぎないこと

過去問を解いているとなんとなく、問題の出し方が雑だな、と思うところもあります。例外があるけれどそれは無視して出しているので、注意書きが一言足りない……と思う事もあります。悩んでもしょうがないのでそのまま飲み込むしかないようです。深く考えないようにしたほうが良いでしょう。

また、古い過去問は当然ではありますが、最新の過去問集でも前のものは、法改正などがあっても正誤などに反映しないで注意書きを添えている程度なので注意が必要です。相続人の一人が預金をおろせるかどうかの問題はほとんど使えなくなっていたりします。最近の改正部分だけはテキストを見て頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

 

 

ちょっと長くなりましたので今日はこのあたりで切ろうと思います。あとは科目ごとにもう少し詳しく書いて一区切りかな。