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難しい記述問題を乗り切る

今後センター試験が変わって記述式も取り入れていくようになるとか。どうやって採点するんだろうなあ? トラブルも多いんだろうな……

私は記述問題を採点する側でも採点される側でもあるので、そんなことを考えてしまいます。

特に採点される側としては、どのように採点されているのかわかりにくくて、しかもある程度理解できていることでないと書けないという事もあって難しさがアップするように感じます。

選択式の問題なら最悪わからなくても運を天に任せることもできますが、記述が必要な場合はそうはいきません。

記述の模範解答を見ても自分の答案は採点しづらいです。勉強もしにくいなあと感じます。

 

ただ、記述の場合には少し良い点もあります。中途半端でも部分点がもらえる可能性があるのです。最終的な答えとしては間違っていてもそこまでの考え方があっていたら少し点数が付くという事もあります。選択式ではたとえば5肢のうち4肢正確に判断できても1肢間違ったら0点ですからね。そう思って前向きにとらえてみましょう。

苦手な問題でも白紙にしないで時間の限り、思いついたことを書いておくほうが合格の可能性が高まると思います。

 

通常の試験問題などで文章で記述するように求められる場合は、入れるべき用語やポイントが決まっていてそれが入っているかを採点者は見ています。小論文などを除けば別に美しい文章を求められているわけではないので、時間が無ければ思いついたことを箇条書きでも何でもいいから書いてみましょう。満点は無理でも少しは点数がつくかも。

単元ごとに重要な用語などをチェックしておくと、それを使って説明するということがしやすくなるので、現場で何とかできるかもしれません。

 

後は文字数が決められている場合はきちんと守ること、綺麗でなくてもいいから読める字で書くことを意識しましょう。

特に鉛筆やシャープペンの芯が硬めのものを使っている方や、筆圧が弱いと人に指摘されたことがある方は注意してください。文字が薄すぎて採点者が読みにくいことがあります。

薄く細い字で書かれていて普通に見ただけでは読めないレベルの方もたまにいます。そういった場合は綺麗な字で書いても汚い字で書いた方と同様に減点になりかねません。

最近はシャープペンの芯も太さも様々な種類のものがあるので、普段は薄めのものを好まれる方もいるかもしれませんが、試験の時はHBあたりが良いかと思います。指定されていることも多いはずです。それでも力の加減によってはひどく薄い字になってしまう方もいるので、他の人に見てもらってきちんと読める状態で書けているかチェックしておきましょう。

自分だと読めるけれど人からは読みづらいということもあるので、読める文字かどうかぜひ試験前に誰かに見てもらってくださいね。