お勉強のたまてばこ

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宅建の勉強を始めたばかりで民法挫折しそうな方に

宅建の受験申し込みは先月一杯でしたので、すでに受けようとされている方は申し込んだのではないかと思います。とりあえず勢いで申し込みだけしちゃったけれどどうしよう、と思っている方もいるでしょうか。

まだまだ試験まで十分時間があるから今何もしていないという方も大丈夫なはずです。私は確か8月の末あたりに宅建用の教材を買いましたから。実質始めたのは9月ごろです。それでもなんとかなるものです。

 

ただ、まったく法律に触れたことがない状態で勉強を始めるとちょっと厳しいと感じることもあるのではないかな、と思います。特に民法

総則部分が特に重たい感じがしますよね。代理とか重要論点ではありますが理解に時間がかかる部分が多いです。わからないことのうえにわからないことを塗り重ねていくので、頑張ってもやっぱりわからない。

テキストの最初のほうにあるものだから、何とかそこからやろうとすると総則を出ないままに挫折してしまいがち。古書店でテキストや問題集を見ていると、書き込みが総則の前半だけというのが多くあります。きっとみんなここで挫折しているんだろうな。

 

というわけで、挫折してしまった、してしまいそう、という方はとりあえずテキストの順番は無視して興味の持てそうなところからやっていくとよいと思います。

オススメは親族相続から始めること。ここは覚えることは多いですが単純知識問題が多いので、覚えたらすぐに点数につながります。できたという達成感を感じやすいので、勉強を続けやすくなります。

また、代理したことがある人とか、土地を持っている人とか、債権を持っている人とかは少ないでしょうが、親族がいない方や相続と無関係な方はほとんどいませんよね。「このケースを自分に当てはめたらどうなるのかな」と考えていくことで、イメージしやすくなるし覚えやすくなります。こうした勉強方法が取れるのも親族相続分野の良いところ。

こうしたイメージをしやすいところから始めていくことで、スムーズにお勉強を進めていくことができて、お勉強のリズムをつかんで続けやすくなります。一部でも問題が解けるようになると、スキマ時間なども勉強に当てやすくなるというメリットもありますよ。

 

もちろん民法がとっつきにくかったら、他のなじみがあるところから始めてもいいです。不動産業で働いているなら宅建業法になじみがあるという事もあるでしょう。最終的にはトータルで合格点がとれればいいのですから、できそうなところからどんどん進めていきましょう。