小論文が全く書けないという受験生のための裏ワザ
そろそろ国公立大学の二次試験も始まりますね。学校によっては小論文を課されることも多いのではないでしょうか。また、就職をされる学生さんも小論文を書く機会が多くなってくるはずです。
ただ、小論文って対策が立てづらいですよね。他の科目については授業で教えてもらって分かることもあるけれど、小論文の授業なんて全くなかったという方もいるのではないでしょうか。
実際書くときになって頭真っ白という経験は私もしたことがあります。
今回は小論文を書きなれていない方、模試などで白紙同然で出してしまった経験のある方に向けて、なんとかするための裏ワザをあげてみようと思います。
<注意>ある程度良い成績を出せている方(平均以上)や先生の指導を受けている方は見ないでください。先生のご指導やこれまでのやり方に従ってください。
字数不足になりがち→コピペ作戦★
字数が足りない状態だと大幅に減点されます。いくら内容が良かったとしても減点です。理想は9割、せめて8割は書かなくてはなりません。
でもそんなに書けない……という受験生もいるでしょう。そういった方はコピペで文字数を増やしましょう。
例えばこんな問題があったとします。
〇〇という意見についてあなたは賛成ですか、反対ですか。〇〇字以内で述べなさい。
こういった問題について、賛成の立場をとる場合、書き出しはこうします。
〇〇という意見について私は賛成だ。なぜなら~
ここまではやっている方も多いでしょう。〇〇の部分がちょっと長めだとけっこう字数を稼げます!
さらに字数を稼ぐために結論の部分でまた
〇〇という意見について私は賛成だ。
と立場をもう一回示してダメ押しをします。これ、立場がしっかり示せるだけではなくておんなじことを丸写ししているだけなので頭使わなくて字数が稼げるんですよ~。
立場ははっきりと!
先ほどのように賛成か反対かなど、どちらかを選ぶように指定されている場合は、必ずどちらかを選んでください。
どういった問題でも、厳密に考えればどちらか一方に偏るわけにはいかないということがあります。若い方ならなおさら悩むことでしょう。「どちらでもない」なんて書いてしまう方も多いです。
でも、小論文だからね? あなたの考えが公平で正しいかを見たいのではなく、決められたことをきちんと説明できるかどうかという事を見られているんですよ。
とりあえずどっちでもいいから決めてしまってください。説明しやすいなーとか、こうだったらいいなーと思う方を適当に選んでしまいましょう。同じレベルなら選んだほうが点数がぐっと高くなります。
突っ込まれにくい説明→自分の思い出
小論文では何か例を挙げて説明する必要が出てくることが多いですが、一般的に広く知られていること、社会的に重要なニュースなどをもとに説明し、もしその知識が間違っていたとしたら減点されてしまいます。ちゃんと説明できていればよいのですが。
でも、自分の経験だったら、採点する方はあなたのことを知りませんから、内容自体には何も言えません(笑)減点もしにくいです!
書きなれていなくても身近なことなら説明しやすいでしょう。字数も増えます。まずは自分の経験で同じ事が言えないかな、と考えてみるとよいでしょう。
ちょっと長くなりましたね。とりあえず、小論文なんてどうしていいかわからないというときにはこのポイントを思い出してみてください。