独学での日商簿記2級直前対策 その2
きちんとプロセスを踏んで、3級、2級と受けてきている方はよいのですが、直接日商簿記2級にチャレンジしようとしている人の場合、一通りテキストを終えて実践訓練に入って戸惑うことがありますよね。(私はそうでした)
2級のテキストであまり触れられていない3級の知識もあるわけです。そこをちょっと補強しておくと、得点力が上がるはず。
前回に続き、今頃の時期から私がやったことや使った教材をを紹介してみます。
3級のテキストも見ておくこと!
ここまで3級のテキストを一度も見たことがないという方は、一度全体を流し読みしておいてください。別に3級を受けるわけではないため最新版でなくてもいいので、古本屋さんなんかで好きなテキストを買って来てもいいですよ。
でも今からテキストの文章読むのちょっときつい……と思っている方、こんなテキストもありますよ。
マンガなのでそれほど抵抗なく読めると思います。時間がなくてもこれなら何とか読めます(笑)私はこれを暇な時にひたすら見ていました。問題演習に疲れた時でもよいので、ざっと一周しておきましょう。
2級も同じシリーズで出ていたはずなので気に入った方はぜひ。実はこれが一番おすすめの教材だったりします。新しい版が出るといいのですが。
分からない問題を徹底的に復習
復習は何より大切です。わからなかったらテキストに戻ってみましょう。2級のテキストに戻ってもよくわからなかったら、3級のテキストを見てみるとわかることもあります。特にコンパクトなテキストを使っている場合は3級の範囲が省かれていることも多いので、必ず戻ってみましょう。ざっと流し読みしておくと「あのへんかな?」と見当がつくこともあります。
3級のテキストを見直すだけではなく、そこにある練習問題もついでに解いておきましょう。
私が復習のために使ったのはこのテキストです。
シンプルなので見直しに最適でした。問題もついているので確認後すぐに解けます。
先ほどの漫画のテキストで概要をつかみ、こちらはがっつり復習用にするとよいでしょう。わからないところだけの復習でいいですよ。やりすぎると2級の範囲に手が回らなくなります。
仕訳は3級範囲もしっかり覚えよう
前回2級範囲の仕訳を暗記することについて述べましたが、3級部分についてもおさえておきましょう。2級のものと同様にとにかく繰り返して覚えるとよいです。テキストなどに付録としてついているものでもいいですから、暗記用の教材を持っておきましょう。
2問め、3問めを解くときの基礎を固めることにつながります。なかなか点が上がらない方ほどこうした基礎を大切に。
暗記用教材を持っていない方はこちら。コンパクトで常に持ち運びできるものを。
今回は2級を受ける人のための3級範囲対策について触れてみました。
今ならまだできることがたくさんあるので、やってみたいと思ったことから取り入れてみてください。
前回の記事↓も見ておいてくださいね。