行政書士試験直前 民法・行政法をどうするか
今年行政書士受ける方、お勉強の進み方はいかがでしょうか。とはいえ、今更進み方も何もないですね。とにかくここまで来たら無理やりにでも頭に突っ込んでいくしかないですよ。
まあ以前に全体的なことと憲法について書きましたから、一応民法と行政法にも触れておこうかなと思います。
以前の記事はこちらです。
行政書士試験直前、さてこれからどうするか。 - お勉強のたまてばこ
憲法が間に合わないかもと思っている人へ - お勉強のたまてばこ
とにかく過去問を
すっごい秘策でも出るのかと期待した人はごめんなさいね。でも本当にこれが一番効くのではないかなと思うのですよ。
もちろん行政書士試験本番では過去問以上のこととか、まだ出ていない論点とか出ます。直前で焦るからこそそういったところに手を出したくなるもの。でもその前に、過去問完璧にできてる? と自分に問いかけてみてください。
行政書士試験に合格する人って過去問に出たことはきちんと取ってきますよ。そこを落とすと他でカバーしなくてはなりません。
一般知識とかでカバーしろとか言っても無理ですよね? 範囲広いし、わけわからない問題も出るし。
だから、過去問で主要な論点が一通り出尽くしているのではないかな、という民法と行政法で過去問レベルをきっちり取っていくのが最も効率的かもしれない。私はそう思います。
とりあえず今からでも2回3回と回してみてください。繰り返しは間違えたところだけでいいですよ。付箋付けてとにかくスピード勝負で繰り返してください。
分からなくても何度も見ているとなんとなく頭に残るものです。
付箋の使い方はこちらに書きましたので参考にしてみてください。
民法 図を書くことに慣れておこう
民法は特に人間関係がごちゃごちゃします。AさんBさんだけではなくCD……とたくさん関係者が出てきたり、似ている問題でも微妙に立場が違うことがあります。頭の中だけで考えているとまとまらなかったり見落としてしまうことも。
問題を解きながらざっと図にしておくとよいでしょう。本番で問題文を読んで図を作れるようになると、考えることだけに集中しやすくなります。
書きなれていないと図にしてみてもよくわからないことが多いので、本番に備えて少し練習してみてくださいね。
行政法 最終手段 お役所の都合……
行政学からやってみるという事を前に述べたかと思いますが、直前の今はもうそんな時間はないので過去問中心で進めてくださいね。
ある程度行政法が出来ている方はこの後読まないようにしてください。どうでもいいことが書いてあります。続きはCMの後!
行政法のちょっとわかりにくいところは、理由がはっきりしないという事が多いという事。その場で考えて導き出すのが難しいものが多いです。
もともと理由がないことも。だってお役所の都合で決まってたりするから! 理由付けが出来ずにもう機械的に覚えていくしかなかったりします。これがきついんです。
逆に言えばどうしてもわからない選択肢があったらお役所の都合を考えてみると解けたりします。今のうちはとりあえず何でもガンガン覚えていって、当日どうしてもわからないことが出てきたらなんとなくお役所に都合の良い方を取ってみるのも手。
私はこんな感じで選んで当たった問題が結構ありました。
あくまでどうしようもない時の手段なので、きちんと覚えられるものは覚えてください!
いずれの科目もとりあえず直前対策としては過去問知識をしっかり固めてみてください。近年択一で問われた論点が記述で出る可能性もあるので、近い年度のものもきちんと解いておいてくださいね。