直前期:試験を受けるための準備をしっかりと
直前期に入ったら試験当日のことを考えて学習以外の準備も始めていきましょう。
すでに準備はできていると思ってもうっかり忘れていることもあるかも。
事前にチェックしておくべきことを挙げてみます。
試験会場までのルートは確認できていますか?
当日試験会場となっている場所、そこに向かう時間、交通手段などを確認しておきましょう。
試験会場が大学などで複数キャンパスがある場合、別のキャンパスと勘違いしてしまうということもあるようです。もう一度試験会場を確認してみましょう。
交通手段なども気を付けておきたいですね。試験が日曜日に行われることもあり、平日とはダイヤが異なる場合もあります。土日にはバスが出ない時間帯があることも。はじめていく場所やまったく土地勘のないところであれば、同じ曜日と時間に一度足を運んでみると安心です。
午前と午後にまたがる試験の場合、昼食の確保をしておこう
試験によっては朝から夕方までかかることがあります。そのような試験の場合は昼食を準備しておきましょう。
お昼に外に出られるとしても、お店を探すことが難しいこともあります。お店があっても同じ受験生が訪れるのですから食べやすいものが売り切れてしまうことも。大学のキャンパスの場合、休みの日は構内の売店も休業していることも多いので、昼食を手に入れにくいのです。
お昼ご飯を探す時間を気分転換や弱点のチェックに回したいですよね。
それに、食べたことがないものを食べて試験に臨み、おなかが痛くなるということも。時間的に厳しい試験の場合、試験中トイレに行く時間がとられるのは致命的です。
試験当日昼食としたいと思っているものは一度食べてみて体に合うかどうかチェックしておきましょう。
忘れ物がないように
何回も試験を受けていると、忘れ物をする人を良く見かけます。
特に忘れやすいのが鉛筆や消しゴム、時計など。
時計は携帯電話等で代用できないので注意が必要です。持っていない方は見やすい腕時計を購入しておきましょう。
時計は仕方ないとして、まさか筆記用具忘れる人なんていないよね? と思っていたのですが……
試験開始直前になって「忘れました」なんて試験官に言う人がいるのです。
試験によっては貸与するために鉛筆など必要なものを用意していることもありますが、一切貸してくれない試験もあります。
そこであわてて「貸してください!」なんて言ってくる人に何度も出会いました。
これ、言われた受験生も結構焦るんですよ。せっかく集中しているのに……
あなたの合格のためにももちろんですが、周りの人にも迷惑をかけないように忘れ物はしないようにしましょうね。
もう一度受験要項や受験票を見て、何が必要なのか確認して揃えておきましょう。必要な筆記用具などは数日前から当日持っていくカバンに入れて準備しておくとよいです。
もちろん受験票も忘れないでくださいね。
当日力を出し切るためには余計な心配をしないように準備しておくことが大切です。これも試験対策の一つとして考えておいてください。