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直前期の模試:結果をどう受け止める?

多くの試験が迫ってきましたね。

直前期:模試は受けるべきか - お勉強のたまてばこ

でも模擬試験について取り上げてみましたが、すでに模擬試験を受けてみた方も多いのではないでしょうか。意外とよかったと安堵している方、とんでもない低得点で頭を抱えてしまった方、状況は様々でしょう。

しかし、模試は本試験ではありません。ここで合格判定が出たからと言って当日もそうなるとは限りませんし、今回の模試で成績が絶望的でも合格してしまう事はあります。

模試の結果をどう受け止めたらいいかを考えていきましょう。

模試の結果が良かった方

結果が良かった場合、うれしくなったり安心したり、という方も多いはず。

こういううれしさは勉強を楽しくしてくれるものでもあります。

でもまだ試験が終わったわけではありませんからね?

今回たまたま自分に合った問題が多かっただけかもしれませんし、今勉強が進んでいないライバルが奮起してレベルアップしてくるかもしれません。模試を受けていない受験生も多いのですから、もっとできる人がいっぱいいる可能性もあります。

まだまだ安心できない状況ですよ。

今回どこを間違えたのか、うまくいかなかったところがなかったかもう一度チェックしてみてくださいね。ケアレスミスなどがなかったかも見直してみましょう。

特に、問題ごとの正答率などが出ている模試の場合、他の人の多くが出来ているのに自分が出来なかった問題がないか見てみてください。そこが弱点である可能性が高いです。その単元についてテキストや過去問をもう一度見ておきましょう。

結果が良かったという事は復習すべきポイントもある程度絞れますから、模試をしっかり復習してみましょう。

もちろんそれまでの勉強も並行して進めていってください。穴をなくすことを意識していきましょう。

 

模試の結果が悪かった、絶望的だった方

……本番じゃなくてよかった! と思いましょう。

で、絶望的だと思う方はほとんどの問題を間違っていて復習するのも時間がかかると思うので、もうこの模試については忘れてしまいましょう。

今まで通り自分のやるべきことをやってください。過去問を繰り返している方、テキストを見直している方、それぞれのやり方で結構です。成績が悪かったからとあれこれやり方を変えてしまうとせっかく伸びるはずだったところも伸びなくなってしまいます。特に基本を大切にした勉強をお勧めします。

今回得点が思うようにいかなかったからこそ「やらなくては」という気持ちが強くなっているはず。その焦りややる気が残りの期間の勉強を支えてくれますよ。

一週間でもかなり力は伸びますからね?

あと、模擬試験は本試験よりかなり難しく作られていることも多いです。模試で全然だめだったけど本試験で意外と点数が取れたよ、という事も珍しくないのです。

 

模試の結果に何の思いも抱かなかった方

もしかするとこれが一番危ないのかもしれません。達成感も焦りもないわけですから。

受験から結果が返ってくるまで期間が空いていて忘れてしまった、という方はもう一度問題をざっと見てみましょう。ああここで悩んだんだよな、意外と時間がかかったな、など反省点も見えてくるはず。

問題と解説を照らし合わせてみることで、間違えやすいところやケアレスミスしやすいところも見えてくるでしょう。

そのうえで「よくできた」か「悪かった」かを考えてみましょう。そこで生まれる感情が直前期には必要なものなのです。勉強の仕方は上記の二項目を参考にしてみてください。

 

模試の成績=本試験の成績 ではないのです。

模擬試験の成績はやる気アップのために上手に利用し、振り回されないようにしましょう。

今毎日やっている勉強を一歩一歩進めていくことが大切ですよ。