戌年 犬の効用
今年は戌年という事で犬の写真入り年賀状が多く届きました。
我が家でも前回の戌年には飼い犬の写真を年賀状にしていたのですが、犬が天国へ行ってしまったので適当なイラスト年賀状になりました。
犬を飼っていたころはよかったなあと振り返ることもあります。ただ最後の介護生活が結構大変だったので次の犬を迎えるのはためらってしまいます。
ということで、今日は犬について思う事を書いてみます。
犬がいると様々な効用があります。
1 規則正しい生活になる
犬は散歩に行くのが大好き、食べるのが大好き、遊ぶのが大好きな子が多いです。そのため散歩の時間、食事の時間、遊びの時間、それぞれに呼び出しをします。こちらが意識していなくても近所迷惑なほど大声で呼び出すので忘れることはありません。対応しているだけで規則正しい生活になります。
2 運動不足解消
特にお勉強や座り仕事をしていると体を動かす機会がなくなってしまいます。その点犬を飼っていると散歩に連れて行けと近所迷惑なほど吠え……【以下略】
お散歩していると普段は忘れがちな四季の移り変わりなども肌で感じることができます。一人だとやっぱり散歩はしづらいので犬は必要です。
3 癒し
何の動物でもいいのかもしれませんが、犬は特にコミュニケーションをとってくる動物なので話しかけるとなんとなくやり取りが成立していることが多いです。よき話し相手になってくれます。向こうが勝手に何かをしゃべっている時もあります。
散歩だの遊びだのマッサージだのに付き合わされて、忙しいときには面倒に感じることもありますがやっているうちに気分転換になっていることもあります。
落ち込んでいる時はそれとなく慰めにも来ます。
4 人間関係が広がる
散歩に行ったときなど犬を介して知り合いができたり、近所の人と交流したりという機会が増えます。一人で歩いていると話しかけられることは少ないですが、犬がいると声をかけられることも多くなります。
あえて交流しようとするとできないものですから、こうした形でそれとなく交流しているという関係は大切なことなのかもしれません。
5 覚えるという事を意識させてくれる
お手などのコマンドを覚えたり、言葉を覚えたりしてくれる(教えていなくても)のも犬の特徴です。
その過程を見ていると「こうやって物事を覚えていくのか」と気づかされることがあります。
犬は結構記憶力が良いので、はじめにちょっとおかしな教え方をするとそのまま覚えてしまうことがあります。後から修正しようとしても難しいです。インプットの大切さにも気づかされます。
他にもたぶん犬といることで学べることはたくさんあります。私は犬を通して介護や認知症についても学びましたし、初めて家族を失った経験をしました。
ぜひ今おうちにワンちゃんがいる方やこれから迎えようとしている方は、その子と一緒にいろいろなことを学んでいってくださいね。