簿記試験直前、私が確認していたこと
簿記の試験が今週末に迫っていますね。受験される方、準備のほうはいかがでしょうか。
全然だめだ!と思っている方、大体みんなそんなもんだと思いますよ。あきらめないで当日まで乗り切っていきましょうね。
あと数日、今から確認できることについて経験をあげてみます。今までの記事をいくつかまとめたような感じで。
私が受けたのが2級なので2級対策について書きますが、やることは工業簿記がないだけで3級も一緒ですからね。
間違いやすいものだけ仕訳問題を繰り返す
理想は全部繰り返すことですが、もう時間がないので間違いやすいものだけ取り出して繰り返しましょう。これまでもやってきているはずなので、間違えやすいところはわかるはずです。
間違いやすい部分をピックアップできない人はとにかく一回仕訳問題集を回し、できないところに印をつけていきましょう。深く考えず分かるかわからないかで仕分けていってください。付箋を貼っていくのもおすすめ。単語帳タイプならできないものだけ取り出していってください。
取り出したものを時間の限り繰り返すようにしましょう。前日あたりになると「特にできないもの」がいくつかに絞れるので、それをメモして当日持っていけばいいです。
当日持っていくものについて以前にこんな記事を書いています。
分からないポイントを集中的に
本当は網羅的に知識のチェックをできればいいですが、もう数日しかないですからね!
苦手だけどよく出るんだよなあ、というポイントに絞って対策を取りましょう。
私は精算表とか、本支店とかが苦手だったので、その見直しをしてました。本試験レベルの大きな問題は一問解くのに時間がかかるので、基本の問題集の簡単なものでポイントだけをつかむようにしていました。基本問題集のできない部分を、解答欄をコピーして、何度も解き直していましたよ。そのコピーに解き方やポイントを赤や青で書き込み、当日確認できるようにしていました。
しーくりくりしーとか覚えてますかね? 2級でも場合によっては3級まで戻ってくださいね。
苦手なところはこれから完璧にするのは難しいものです。一問丸ごととるというよりは、断片的にでも点を取っていくという意識を持ってみてください。それについては↓を読んでみてください。
いろんなタイプの表を見ておく
精算表、試算表、貸借対照表……簿記の試験ではいろいろな表が出ますよね。理解するのは結構難しいもの。どんなものか、何が書いてあるのか「見て」おきましょう。出題歴のあるものは必ず一度はチェックしておきましょうね。余裕があれば出題されていなくても簿記に関連しそうな「表」を見ておくのが良いでしょう。
見たことない表が出てくると焦りますから! 私が受かった時は確か、株主資本等変動計算書(だっけ?)が出たのですが、こんなのテキストで見たことないよ!!!と思って焦りました。でも問われることはそんなに難しくなかったんですよね。その表を見たことがなかったから焦っただけで。
とりあえず見ておくだけでも焦り方が違います。最低お手元のテキストに載っている表はどんなものがあるか目を通しておいてくださいね。問題集だけだと頻出のものしか取り上げてないことも多いので、演習しているだけだとまったく触れないものも出てしまいます。
簿記に関してはあと数日でも結構力が伸びるのではないかなと思っています。あきらめずに頑張ってみてください。
特に落とせない仕訳は完璧にしていきましょうね。