2016年の「頑張ったこと・出来たこと」
いよいよ今年もあとわずかとなりました。
年末ですから、お勉強についてこれまでの反省をしたり、来年の予定を立てたりしている方も多いのではないかと思います。
大掃除などにも追われている方もいるかもしれませんね。
とりあえずゆっくりできたら、もう一つやっておきたいことが。
今年一年頑張ったことを挙げてみること。
出来なかったことを考えることはいつもやっていると思いますが、できたことに目を向ける機会はあまりありませんよね。
今は何とも思っていないことでも、今年の初めにはできていなかったこともあるでしょう。
今年新しくお勉強を始めた方もいるかもしれません。
そういった一歩一歩を思い返してみましょう。
ほんのちょっとでも「できた」と思うことが大切です。
来年も頑張ろうという気持ちにつながりやすくなります。
小さな一歩でも、これから続けていくことで大きな結果につながるもの。
今年のうちにこんな振り返りもして、頑張った自分をほめておきたいものですね。
それを糧にまた来年、一生懸命頑張りましょう。
年末年始の使い方
私は毎年年末年始いつも通り仕事です! 昨日あたりからちょっと多めの仕事に苦戦しております。
今日あたりが仕事納めの方が多いでしょうか? 学生さんはすでに冬休みでしょうね。
まあ、今日は年末年始など長めのお休みをお勉強にどう生かすか、という事でも書いてみましょうか。
前の模擬試験でもやってみる
時間がありますから、いままでやり残した模擬試験(あるいは本試験形式の問題集など)があればチャレンジしてみましょう。過去問などでもいいですね。
特に試験が近くなくても、今の時点でどれぐらいできるのか、時間感覚のつかみ方など得られるものは多いです。というか、たいてい出来がそんなに良くないはずなので「勉強しなくちゃ」というきっかけづくりになります。
時間が取れる年末年始に、ゲーム感覚でぜひ取り組んでみましょう。
ためてた教材を消化する
通信講座をとっていると、普段忙しくてついついたまってしまいがち、という方は多いでしょう。
(私もためています。秋ごろ届いたのがそのまま。もう年末ですよ! 昔から通信講座がそのペースでこなせたことはありません)
独学でも、予定通り進められなかったものがあるという方もいるはずです。
休みを利用して取り組んで遅れを取り戻し、休み明けには再び新たな気持ちでお勉強が始められるといいですね。(と、自戒を込めて言っておきます)
暗記用教材を作っておく
外出時などには間違ったところのメモとか、覚えたいことをプリントしたものとか、小さな暗記用教材があると便利です。
ただ、普段の勉強でそれを作るのは難しいこともあります。
お休み中に今までやったことを振り返って、覚えたいことをメモしてみたり、プリントを切り貼りしてみたり、単語帳を作ってみたり、と時間のかかる作業をしてみましょう。
まあ、特に暗記用のものを作るなんてことは仕事などがあると手が付けにくいので、休みのうちにやってしまうといいかもしれません。
プリンターで印刷するとか、紙を切って穴をあけるとか、結構時間がかかる作業もあったりするので、いざ直前にやろうとすると面倒なこともあります。テレビでも見ながら今のうちにできることはやっておいたほうがいいでしょう。
さて、仕事に戻るか~
興味があったら早めにやっておいたほうがいいよという話
簿記の試験がどんどん難しくなっているようです。今でさえ私が受けたちょっと前の試験より難しいですし、来年度はまた大きな変更があるらしい。
でもこれ、簿記だけではなくて他の試験にも言えるんですよ~
だんだん難しくなっていく
特に改正や範囲の変更などがなくても、試験はどんどん難しくなっていくものなんですよね。
過去問範囲はきっちり勉強してくる人が多いので、試験ではこれまで出ていなかった問題を混ぜてくることがあります。そうすると、次回からはその「これまで出ていなかったけれど今回出た問題」も「過去問の範囲」になってしまう。
その結果、回を重ねるごとに範囲が広がって難しくなっていくことに。
これからの試験の中で次の試験が一番簡単、と言えるかもしれません。
今だったらダメだったかも 私の経験
私はなんとなくで合格してしまった行政書士試験ですが、今は結構難しい資格になってしまっていますね。
私のころはかなり簡単な試験でした。一般教養クイズみたいな感じ。受けに来ている人も少なくてさみしい感じの試験会場でした。参考書だって今みたいにたくさん販売していて選べるような状態ではなかったんです。
合格して家族や友人に「行政書士」と言っても全くわかってもらえませんでした。
なんだかその後ドラマで話題になったりして人気が出て一気にメジャーな資格に……難関資格なんて言われるように……(ナンテリッパニナッタノカシラ)
かなり難易度が上がってしまった今から始めていたら一発合格は難しかったかもなあ、と思っています。
今はメジャーでなくても、役に立つのかな?と疑問に思っても、お勉強できる環境と興味があるならさっさと始めてしまうといいですよ。
とりあえず始めておくことは大切。ちょうど年の変わり目でもありますし、興味の持てることを見つけたらさっそくお勉強を始めてみましょう。
続けるためのコツ☆100記事達成
この記事で100記事目の更新です。始めは続くかな?と思っていましたが、何とかなりましたね。
見に来ていただいている方、ありがとうございます。
ついでなので私の経験から得た「続けるためのコツ」をもう一度まとめてみたいと思います。
以前の記事と重なる部分もあると思いますが、お勉強に限らず「続かない」と思うことがある方は参考にしてみてください。
一日のスケジュールに組み込んで
大体一日の過ごし方が決まっているという方も多いはずです。そのような場合は、続けたいことをそのスケジュールの中に入れてしまいましょう。食事や仕事などと同じように、前もって時間を取ってしまうのです。
普通に生活をして、余った時間をつかおうとすると、「余らない」ということになりがちです。それが何日か続いてしまうと、やりたかったことから離れてしまうことになり、結果的に続けることができなくなってしまいます。
手帳でスケジュールを管理するなら、勉強などやりたいことの時間も書き込んでおきましょう。時間を先にキープしておくと取り組みやすくなります。それをしばらく続けると生活の一部として自然に取り組めるようになるのです。
やりたいことがあったら、趣味でも勉強でも、まずは一日のうちどの時間にやるか考えてみましょう。
これは貯金などにおいても同じことが言えます。「余ったら貯金しよう」と思うと余らなくなってしまいがちですよね。そこで、お給料が出たら先に貯金分をキープして別の口座などに移しておくと貯めやすくなります。「先にキープしておく」はいろいろなことに使えるので、困ったときは思い出してみるとよいでしょう。
小さなゴールを作る
ゴールがずっと先にあると、今やっていることの意味が見えにくくなってしまいます。とりあえず目に見えるゴールを作りましょう。
「この問題集を終える」でもいいですし、模擬試験などを一つのゴールにしてみてもよいでしょう。
特に勉強の初期などは、いくらやってもわかる気がしなくて不安になりがちです。そこであきらめないように、自分なりのゴールを作り、そこで一つ一つ喜びを感じていくと続けやすいでしょう。
飽きてきたら何かを足してみる
何度も繰り返していくのがお勉強の原則ですが、いつも同じことを繰り返していると飽きてしまいがちになります。
たまに新しい問題集を足してみたり、道具を足してみたりするのもよいでしょう。
いきなりセットで教材を買ってしまうより、必要になる都度購入した方が、新鮮な気持ちを何度か味わえます。
文房具を好きな色にする、なんてことでもモチベーションが上がることもあります。
自分なりの+αを足してみましょう。
今日は軽めにこの辺で。
とりあえず100記事の目標は達成しました……今後はちょっとお勉強や仕事が忙しくなってくる時期なのでお休みすることも増えてくるかもしれませんが、何か思いついたことがあれば更新していきたいと思っています。
興味のある方は続けて見に来てください。これからもよろしくお願いします。
(関連記事)
日商簿記2級 合格までに使用した教材 補助教材編
クリスマスイブですが平常運転で参ります。
他の人が楽しそうでも、ふてくされないで目の前のことをやりましょう。
プライベートでいろいろ辛いことがある方、お勉強でも何でもいいですから、目の前のやることに集中しましょう。ちょっと気がまぎれるはずです。
今日も簿記2級で使った教材のまとめを続けていきますよ~!
前回までの記事はこちらから↓
日商簿記2級 合格までに使用した教材 テキスト編 - お勉強のたまてばこ
日商簿記2級 合格までに使用した教材 問題集編 - お勉強のたまてばこ
ダウンロード教材
私はネットスクールのサクッとシリーズをメインに使っていましたので、そのダウンロード特典としてついていた「仕訳コレクション」を使いました。
ダウンロードしてプリントして、穴をあけて単語帳のようにリングに通しました。毎日時間があればめくって確認していました。最終的にはできたものを外していって、できないものだけ残すという形で使えて便利でした。
電卓操作に関する本
2冊ぐらい買ったんですが、一通り読んであとは使いませんでした。
確かにしっかり覚えれば便利なのでしょうが、そこまでしなくても簿記2級程度なら対応できると思うので……特に短期間で合格しようと思ったらこれはいらないかなあと。
ただ、私のころはなかったと思うのですが、最近やさしく書いてある本が出ているので、そういったものを一読しておくのはいいかもしれません。
持ち歩き用の教材
いつも持ち歩くバッグが小さいので、それに合わせていつも持ち歩けるものを購入しました。
スマホ程度の大きさで持ち歩けるので、とにかく出かけるときには何か一冊入れておきます。じっくり読んだという感じではないですが、ちょっとした空き時間も有効に利用できるという意味で非常に役立ってくれたと思います。
マンガで勉強
とりあえずやる気が出ない時、マンガ読むのお勧め。
まあ、ただ漫画を読んでいると遊んでいるだけになってしまうので、テキストを兼ねた漫画にしてみましょう。簿記ならこのシリーズがお勧めなのですが。しばらく改訂されていないようですね~
今買うならパブロフのテキストがお勧めです。勉強という感じではなく読めるので。
とりあえずこんなものだったかな~
これからどんどん簿記の試験が難しくなっていくようなので、今勉強している人は次の試験で受かってしまいましょうね!
日商簿記2級 合格までに使用した教材 問題集編
日商簿記2級 合格までに使用した教材 テキスト編 - お勉強のたまてばこの続きです。
今日は問題集について取りあげてみたいと思います。
テキスト対応の問題集
私が使っていたのはこのタイプでした。テキスト完全対応だったので使いやすかったです。テキスト読んだ分の問題を解く、という形で進めていきました。
ただ、一年目はこれを解いて試験へ、という形でしたが、全く歯が立ちませんでした。あくまでテキストの確認、基本を覚えるための問題集だととらえたほうがいいです。
この問題集から苦手なところだけをピックアップしてコピーし、当日見ていました。本試験レベルの問題だといろいろなことが同時に問われるので、わからないところが見えにくくなります。そういった時に基本に戻ってポイントを確認するにはシンプルでよかったです。
今はちょっと変わったみたいですね。テキスト自体がテキストプラス問題集という形のようですから、ちょっと私の時とはタイプが違うかも。
本試験レベルの問題演習用
テキスト確認レベルの問題集をやっていたら一年目落ちてしまったので、次はちょっと本試験レベルの問題集を積極的に解いていこうと思い、まずはこれをメインに解いていきました。
過去問題が出題パターン別に並んでいて、はじめはざっと全部解いてみて、直前あたりは苦手な問題をピックアップして解いていました。一年目から持っていたんですけれど、ほとんど手を付けられないまま試験になってしまった!
2回目はちゃんと解いて合格しましたよ。
当時購入したのが数年前のものだったのですが、パターンを知る分にはそれほど影響ありませんでした。古本屋で200円ぐらいだったのですが、結構役立ちました。
シミュレーション用問題集
一年目はほとんど基本だけで終了していて、それが敗因だと思ったので、時間配分等をつかむための問題集を追加しました。
過去問が6回分、予想問題3回分という事で、9回は通しで演習できます。模試は受けないつもりだったので模試の代わりでもあります。
上で紹介した過去問集がちょっと古いものをつかっていたので、こちらは直近の過去問を解くという意味もありました。
この問題集が直前の調整に大きく貢献してくれたと思います。大きさも小さくて、狭い机でも使いやすくてよかったです。
買ったものの……
前回もテキストで使わなかったと言いましたが、問題集はちょっとやろうとしました。数ページやったのですが、問題は難易度がサクッととあまり変わらないような感じだったので、その後使わず。これもきれいなまま売ってしまいました。
どちらかというとこのシリーズは頭の良い方、まじめな方向きかなあという感じがします。確かに問題数などは多いですし、何の漏れもなく勉強しないと気が済まない!とか言う方には良いかもしれません。
ただ、満点をとらなくても合格はできます。多少不完全でも合格できればいいよという方は他の教材のほうが勉強しやすいのではないかなと感じました。
私が使った問題集について今日はまとめてみました。
その他の教材についてはまた後日。
日商簿記2級 合格までに使用した教材 テキスト編
FPに続いて、簿記についても使用テキスト等を並べていきたいと思います。
FPについてはほんとに使う物しか買わなかったのですが、簿記は一回落ちていることもあり、いろんなものに手を出してしまいました。中にはほとんど使わなかったものも!
その辺も含めて参考にしていただければと思います。
とにかく数が多いので今日はテキスト系についてまとめます。
あくまで私の感想なので、リンク先で他の人のレビューも見て参考にしてください。
サクッとうかる
私がメインで使ったのはこのシリーズ。
選んだポイントとして、7日、10日、14日で区切ってこなせるという目安がついていたこと。始めはゆっくり14日コースとかでやってみて、試験近くなったら7日コースで回していくということができたので、結構便利だと思います。「今日の分クリア!」と思うと達成感につながりますし。
何より便利だったのがダウンロードサービスの「仕訳コレクション」です。仕訳はとりあえず暗記ですから何度も繰り返したいところ。これ、ダウンロードしてプリントして切り分けると仕訳単語帳になります。とにかくこれを繰り返して覚えました。
というわけでこれ、とってもお勧めしたいのですが改訂されてちょっとタイプが変わっているようです。問題集と一体化しているとのこと、内容もちょっと変わっているかもしれませんね。でも仕訳コレクションだけでもかなり利用価値はあると思いますよ。
ネットスクールの本は↑から購入するとちょっとお得になります。
スッキリわかる
はじめは2級だけの教材で進めていたのですが、どうもよくわからないところがある、と思って気が付いたのが、3級も一応やっておかないといけないのではないかという事。
そこで購入したのがこれ。
2級はテキストと問題集を別に買いましたが、3級はざっと流すだけだったのでテキストと問題集が一体化している方が一冊で済むのでいいかなと思って購入しました。
猫のキャラクターがかわいいです。状況説明は猫同士のやり取りでちょっと面白いです。とりあえずひと回ししただけですが、それほど苦にはなりませんでした。
ちょっと気に入ったので、2級の商業も買っていました。購入したのが試験直前で、サクッとで分かりにくいところだけこっちで確認する、という具合で使いました。2級と3級は同じシリーズのほうがリンクさせやすいです。特定の項目だけ探して調べるならサクッとよりわかりやすい構成です。
合格テキスト
独学でしっかり勉強するなら書いてある量が多いのがいいのかなと思って、購入しました。これ、新しい版が古書店で安かったんですよ。まあ、他のテキストで分からなかったところをカバーするのにいいかなと思って購入しておきました。
まあ、びっくりするほど使わなかったですね。サクッとやスッキリとくらべて特にわかりやすいとも感じませんでした。大きいから持ち歩いて勉強という事もできませんし、広い机が必要だし、置いておくだけで場所をとってしまうし。
これから1級や税理士に進むなど、専門的に勉強する方はいいのでしょうが、とりあえず2級でいいや、という程度の人には必要ないかなあ。
ほんときれいなままブックオフに持ち込んでしまいましたよ。購入したときもとってもキレイだったので、前の方もほとんど使わなかったんでしょう。きれいだと高く買い取ってもらえます(笑)
パブロフ
これ、一年目から使っていたらよかったな~!!と思いました。
2回目を受けようと思って勉強している中、どうしても工業簿記がすんなり頭にはいってこないな~と思い、サクッとに加えてスッキリを買おうかな、と思っていた時に、店頭で見つけました。イラストがかわいすぎて逆に怪しいと思っていたりもしたのですが。
実際使ってみたら犬がかわいくて気に入りました。どういう流れでどういう処理をするのか、非常にイメージしやすかったと思います。4コママンガ読んで、解説読んで、問題解いて、という流れが非常にスムーズにできます。ただ、カバー範囲はちょっと狭いかな?という気はします。
もう時間がなかったので商業までは使えなかったのが残念。
一年目にこれを使っていたら、もう少し早く理解できたかな~!!
ほんとに使った期間は短いんですが、思い入れの深いテキストです。
オススメとしては、文章題に苦手意識が強かったり、これから試験を受けるかどうか考え中ならパブロフ、ある程度試験慣れしていて、短期間で2級を目指す人にはサクッとかスッキリかな。
あとは自分で見てみて相性をチェックすることが必要。犬が好きとか猫が好きとか。
私はブックオフとかで安くなっている旧版を買ってみることがあります。お正月などにセールをやっていることもあるのでより安くなったりします。
近くに店舗がない方はネットでも↓